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革ビー~コバの仕上げ
毎度のご無沙汰です。

先日、久々に『革ビー』のご注文を頂いたのですが、その際「コバの仕上げ」についてご質問を頂き、他にも同様の質問を頂くことが多いので、ちょっと記事にしてみたいと思います。

「コバ」とは、「革の切断面」のことなのですが、そのままでは「ケバケバ」していて、それはそれで“味”でもありますが、そのケバケバを何とかしようというお話しです。


まずは、ご注文の『革ビー』を。
IMG_3815_s.jpg IMG_3816_s.jpg
“G”は「gen」の“G”。絵柄は「龍 Type3」。
「製作者のイニシャルを」とのご注文。感激です。

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3枚目の画像でコバがよく分かると思いますが、これが試行錯誤の末、辿り着いた私の仕上げ方です。


以下に大まかな手順を記しますが、あくまでも『我流』ですのでよろしく。

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①手縫いの済んだ作品のコバは多少のズレや段差が出来ているので、グラインダーやサンドペーパー等を使用して均します。
②“ふのり”を擦り込みます。(磨かず擦り込むだけ)(参考記事:2009.9.17)
③木製(椿で自作)のグラインダーで磨く。ちょっとガサつきも残りますが気にしない。


IMG_2133_s.jpg IMG_3186_s.jpg
④“椿ワックス”(自家製)をコバに擦り込む。(参考記事:2010.5.18)
「擦り込む」のは、画像では小皿に入ってますが、手にとって細長く丸めてマスキングテープを巻いて、ちょうどクレヨンの様なモノにして擦り込みます。減ったら押し出して使います。(画像無し御免)
⑤温度調節器につなぎ最低温度に設定した20ワットのこてをコバに当てて溶かし込む。

⑥余分なワックスをウエスで拭き取る。
⑦1000~1500番のサンドペーパーで磨き、ふのりを擦り込み、木製グラインダーで磨く。

仕上がりが気に入るまで ⑦ の工程を繰り返す。時には ④ まで戻る。ケースバイケース。

同じ革でも諸々の条件でその都度塩梅が違いますが、なかなかの確率で、繰り返しなしの一発仕上げでいけます。

気をつけたのは「焦がさない」ってことですね。
焦がすといつまでもガサついてうまくまとまりません。
蜜ロウを熱して溶かし込めば良いのだろうと考えていたので、随分と遠回りしてしまいましたが、『焦がさずに溶かし込む』のがポイントかなと思います。
ユザワヤでこの20ワットのコテを見つけたときには『これだっ!!』って、声が出そうになりましたよ。少し出てたかも(笑)


と、こんな感じですがいかがでしょ?

「もっと簡単に説明せいっ!」って声も聞こえてきそうですが(笑)

興味のある方、少しは参考になったでしょうか?


【オマケ】
革には興味がないけど、音楽には興味があるって方に。

私のお気に入りのアーチストです。友人のオススメで、私のほうがハマってしまったというパターンです(笑)
なんだかとっても元気になるんですよね~

「Weezer Keep Fishin on ukulele」


最近あまり使われないかもしれないけど「チャーミング」って言葉がピッタリです。

「God Only Knows, Beach Boys on ukulele 」


他にもたくさんアップロードされてますので、お気に入りの方は是非^^






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コバに蜜ロウ&椿油
毎度のご無沙汰です(汗

今回は、コバの仕上げについてちょっと試してみたことがあるのでそのレポートを。

革の切り口(断面)を“コバ”と呼びます。
私の作る“革ビー”や財布は「ヌメ革」と呼ばれる、植物タンニンで鞣(なめ)された革を使用していますが、作品を作る際、コバをくるんだり、折り返し(ヘリ返しと呼ぶ)たりせずに、革独特の方法で処理をして仕上げています。

このコバの仕上げに、以前から試してみたかった「蜜ロウ」を使ってみました。
『蜜ロウとは、ミツバチの巣から蜂蜜をとった後に残るものに、熱と圧力を加えるか、あるいは湯で煮溶かしたりして採取される「ロウ(ワックス)」のこと』
だそうです。なるほど。

IMG_2132_s.jpg
左が今回の作品、右がこれまでの作品。
違いは一目瞭然ですね。

ここから先は「革細工」に興味のない方にはツマラナイ記事になるかもしれませんが、もし興味を持たれた方は是非お付き合いを。

私は、書籍とインターネットでの情報を頼りにほぼ独学で革細工の技法を勉強していますが、この「コバ」の仕上げ方にはずっと悩まされ続けています。

その原因は、「いくつもの方法がある」ことと、「具体的な技法についての詳細な、わかりやすい情報が少ない」ことだと思います。
とはいえ、ご自分で苦労してたどり着いた「答え」を惜しみなく公開されいる方もいらっしゃるので、そういった情報をありがたく勉強させて頂き、自分なりに取り入れてきました。

そういった情報の中の一つに、「コバの仕上げに蜜ロウを熱して溶かし込む」というものがありました。
私のバイブルとして読ませて頂いている「手縫いの真髄」と言う本には書かれていない方法(たぶん、、、)なので興味を持ったのですが、「熱して溶かし込む」ってどうやるんでしょう??


え~~、、、長くなりそうなので、チョット一息(笑)
IMG_2114_s.jpg IMG_2125_s.jpg
仕事場のある実家の庭のサクランボ。
毎年たくさんの実をつけますが、いっつもメジロにやられてます><
メジロより先に採ろうとすると甘くない。。。
ま、可愛いんで許してますがね(笑)


さて、「熱して溶かし込む」に戻ります。

まずは、蜜ロウを擦りつけてドライヤーかなんかで温めてみようと思いました。
しかし、買ってきた蜜ロウは思った以上に固く、思うようにコバにくっつきません。
仕方が無いので、木綿の布切れに小片をくるんで、ドライヤーで温めて溶け始めたところを素早く擦りつける、という方法を試しました。
確かにコバに付きますが、均一に付けるのは至難の業。
なによりも、めんどくせーーー!!し、手があちぃーーー!!で、却下!

数日、蜜ロウをにらんで、どうしたら付けやすくなるか考えました。
仕事しながらですよ!当然(笑)

思いついたのが、「椿油」!!

これと混ぜてみたらどうかな?
たしか「ラ○パー」とかいう製品も蜜ロウとなんちゃらオイルを使ってたはずだし、自分の作品にはずっと椿油を塗って仕上げてるし、なんとなく蜜ロウが柔らかくなりそうじゃないか?

ってことでやってみました。
IMG_2133_s.jpg IMG_2134_s.jpg
やってみるもんです。
最初は、椿油を少なめにして、「溶かして、混ぜて、冷やして、塩梅を見る」を数回繰り返し、良い感じに仕上がりました。

この蜜ロウ&椿油を使用して仕上げたのが冒頭の写真、左の革ビーです。

木綿の布で拭うようにして取り、コバに擦りつけてから磨きます。
ドライヤーを使わなくても、磨きの摩擦熱で十分溶け込んでいくようです。
硬さは「室温のチョコレート」か「日向に置いたクレヨン」くらいでしょうか(笑)

従来の「サンドペーパー~ふのり~サンドペーパー~ふのり(後略)」の最初のふのりを蜜ロウに変えて、仕上げまでの回数は従来通りの工程で仕上げてあるので、これだけ違いが出れば満足ですね。

ふのりオンリーでも気が済むまでやればかなり良いツヤが出るんですが、相当頑張らなくてはこうはいきません。
(当社比 笑)

ということで、実験結果に気を良くしたので、しばらくこの蜜ロウを取り入れて作品作りをしていこうかと思います。

また、気付いたことや、不具合なんかもあるようでしたら、このブログでレポートしたいと思いますのでお楽しみに!

最後までお付き合い頂きありがとうございました。




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革ビー・ネックレスタイプ完成!
革ビーのネックレスタイプが完成しました!!

以前から「ネックレスにしてみたらどう??」という意見をあちこちから頂いていたのですが、オーダーとしてネックレスタイプを希望されたので、いつものようにお時間をた~っぷり頂いて完成させました。

IMG_1327_s.jpg
実は、数日前から上の写真をトップページのプロフィール画像に使用しています^^


では、完成までの工程をご紹介。

まず悩んだのが、チェーン(紐)部分の素材です。
金属にするのか、革にするのか。。。 → やっぱ「革」ですね。
紐の断面が■の物と●の物があるのですが、現物を合わせてみた結果、●に決定!


次に、紐の両端の接合部(なんか呼び方があるのかな?)をどうするか。。。

IMG_1365_s.jpg IMG_1366_s.jpg IMG_1218_s.jpg
ということで金具を買ってみたんですが、結局気に入らず、袋から出さずにボツ!
3枚目の画像のように長さ調節が可能で、革紐だけで仕上げるタイプに決定~!


最後に、肝心な、革ビーと紐との連結部分は??? → 上の2枚目の画像の右下に写ってるアンティーク仕上げの丸カンを使ってみましたが気に入らず、革紐で縛って連結することにしました。

第1案
IMG_1222_s.jpg IMG_1261_s.jpg
ぱっと見にはなかなか良さそうですが、友人に意見を求めたところ、“紐がクルクル回ると長さ調整部分が前に来てしまうよね~”とのこと。なるほど、言われてみればその通りですね~。家族も同意見でした。


第2案
IMG_1270_s.jpg
紐を直接革ビーに通して縛ってみました。
ちょっと結び目がゴツイですね~


第3案
IMG_1309_s.jpg
紐を直接通して、細めの紐で縛ってみました。
お!?いいんでないの?? ってことで採用決定!!
(記事の最初の写真がその完成写真です。)


実は、2009年03月23日 (月)  の記事にある、ラピュタ風の革ビーは、革の平紐を付け、ネックレスにしてプレゼントしたのですが、納得のいくカタチではなかったのであれこれ考えてみることにしたんです。

こんな風に文章にするとあっという間ですが、結構時間が掛かってしまいました^^;

Kさん、お待たせしてしまってすみませんでした m(_ _)m

ネックレスのアイデアを頂いた皆さんありがとうございました^^





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革ビー ネーム入り!!
随分と間が空いてしまいました。
言い訳は後回しにして、久々の更新を...。

今回は、「ネーム入りの “革ビー” を」とのオーダーです。

いつものとおり “たっぷりと” 試行錯誤の時間を頂き、やっとこさのお披露目です^^;


初挑戦の 「ネーム入れ」 ですが、“なんとかなるでしょ”なんて思って引き受けました。

ところがどっこい!

実際に文字を書いてみると、、、
「自己満足」と「お客様の満足」の違いを考えたとたんに、突然弱気。そして恐怖。
 んで、練習、練習。
IMG_1080_s.jpg
画像に無い“試し書き”がまだまだありますが。。。

ネットで探した“自分好み”のフォントを見本に、オリジナリティーを出そうと試行錯誤。

ん~~、絵を描くより難しいかも^^;
でも、「これでいこう!」という文字のデザインが出来てしまえば案外イケルのかな??

IMG_1084_s.jpg
表には「絵柄」、裏に「ネーム」という構成です。

ダメにした“革”は2枚。まぁ、初めてにしては、ケガが少なくて良かったかな^^;

IMG_1102_s.jpg IMG_1104_s.jpg

IMG_1108_s.jpg IMG_1099_s.jpg

納品予定は明後日。

このブログに画像を掲載する許可を頂いてはおりますが、実物をお見せする前に、このブログでの「検分」となってしまいました。

気に入っていただけると良いのですが。。。



【ブログの更新が滞ってしまいました。すみません】

実は、10月10日「東京都消防操法大会」というイベントに参加して来たんです。
私の住む、大島の元町地区の消防団 「元町分団」で、大島代表としての参加です。
私自身は“事務”的な役職での参加ですが、半年前から練習を開始し、準備を進めて来ました。
台風18号の影響もあり本番数日前からドタバタしてしまい、ブログの更新も手付かずとなってしまいました。
幸い、大会には無事に参加することができましたが、残念ながら、入賞することは叶いませんでした。
たくさんの人々に応援していただき、ご期待に添えなかったことは申し訳ないことだと思いますが、長い時間をかけて練習を積み、大会に臨み、その結果がどうであれ、みんなが笑顔で大島に帰ってくることが出来たというだけでちょっとウルッときてしまいます。
この記事を書きつつ、そういう、“濃い”時間を過ごしたんだなぁと改めて思い返しております。

と言った訳で、ほっと一息ついてるみんなに、この場を借りてお疲れ様を、、、

おつかれさまっ!!




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革ビー製作工程 その5
やっとこさ 「革ビー製作工程」 最終章です。
前回の “写真撮り忘れ”事件 からずいぶんと間が空いてしまいました。すみません^^;

それでは、早速 “つづき” をご覧ください^^

IMG_1051_s.jpg IMG_1047_s.jpg
「接着」の工程後、ヒシ目(縫うためにあらかじめ空けておく穴)を、針が通りやすいよう貫通させた後、コバをグラインダーで整えます。グラインダーは最近使い始めたのですが、サンドペーパーで整えていた頃と比べると格段に能率アップしました。

その後、いよいよ 「手縫い」 の工程です。

この楽しさを味わうために今までの工程があると言っても過言ではないと思ってしまう、楽しい作業です。革ビーは小さいので物足りないくらいです(笑)

夢中で縫い進めてしまうんですよね~...で、、前回写真を撮り忘れて、、、(笑)

そうそう!今回の記事の写真で、「他人目線」の写真は、「定例会(笑)」に来ていた友人の“Oさん”に頼んで撮ってもらいました^^
感謝!!


IMG_1053_s.jpg IMG_1054_s.jpg IMG_1056_s.jpg
いよいよ仕上げの 「コバ磨き」 です。
いろいろな方法があるようですが、私は「フノリ」を使っています。

左端の画像のビンに入ってるのがそうですね。ゼラチンのような感じと言えばわかり易いでしょうか?

フノリをさらしの木綿に少量とり、絞り出すようにしてコバに塗ります。
3枚目の画像は、塗りつけただけの状態。


IMG_1059_s.jpg IMG_1061_s.jpg
半乾きの状態で、グラインダーにセットされた 「自作のコバ磨き」 で磨きます。
このコバ磨きは、枝打ちした椿の木を近所で頂いて、それを輪切りにして(中略)と、苦労して作りました^^
なかなか良い感じに仕上がるのでお気に入りです。

コバの状態に応じ、サンドペーパーで磨き、フノリをつけ、磨き、という工程を2~3回繰り返します。

この作業は、やればやるほど “ツルピカ” になっていくので、ついつい繰り返してしまいますが、どこかで “やめる勇気” を出さないとキリがありません(笑)


仕上げのオイルに椿油を薄く塗って、革紐を付けて、完成ですっ!
IMG_1071_s.jpg IMG_1068_s.jpg
ちょっとカッコつけて写真を撮ってみました(笑)
今回の革ビーは「イルカ」に「パープルのビー玉」の組み合わせです。

いつもこのブログを応援してくれいる「Mっけ」さんのオーダーです。
Mっけさんがこの革ビーを友人に紹介してくれ、注文を取りつけてくれました。
実はこの方、革ビー広報部伊豆大島支部長なのです(勝手に任命・笑)
いつもありがとう^^




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